Maker's shirt 鎌倉

貞末タミ子のお洒落ヒストリー

春の訪れと白シャツ


白シャツ梅が咲いて水ぬるむ頃になった。
寒かったり、明るく暖かい日差しがふりそそいだりと日ごとに春めいてきた。

そして新たな出会いと別れもすぐそこまでやってくる。
涙の別れと笑顔の出会いはこの時期だからこそだ。
子供たちの先生や友達との別れに、一緒に涙ぐんだ彼らの卒業式を思い出す。
あの時、何を着ていたのだろう・・残念ながら白シャツはまだそれほど出回ってなかった。それもとても高かった。
大切な記念日なのに、なぜ奮発しなかったのか。
あの頃の私は白シャツの価値が理解できていなかった。

厚手のセーターを脱いで、白シャツに袖を通したとき、心が清らかに洗われる。
身じまいを正し、丁寧にアイロンをした白シャツとともに新たな世界に旅立とう。
上質で清楚な白シャツは、心はずむこの時期こそピッタリだ。

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