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メンズビオレと鎌倉シャツの取り組みにあたって、それぞれの担当者が「デオドラントZ」や「シャツ」そして“肌”について語り合いました。素肌のことを考えたお客さまに寄り添う製品づくりとは。

「新商品サンプリングの際は様々な企業やイベントと協力する。」

沼田: そもそものきっかけは私自身が数年前から鎌倉シャツさんを利用していることですね。そこから今回一緒に取り組むパートナーとして「鎌倉シャツさんはどうだろう?」と社内で提案しました。

𡈽倉: 社内でも賛同の声が多くスムーズに話が進みました。

沼田: 今まではこういったサンプリングは、路上での配布やWebからの応募、音楽フェスで汗拭きシートを配布したりしていましたが、シャツメーカーさんでの店頭サンプリングというのは初めてです。 商品自体も新しい取り組みなので、今回は“シャツを買う”というタイミングを考えました。

𡈽倉: さらに、アンケートなどを見ても男性の身だしなみ意識が毎年高まっており、その身だしなみ意識に対してトータルでお答えしていく中で“ビジネス”が基点になると考えました。 シャツを着るときに我々の商品を使えば良さをわかっていただけると思います。

佐野: 沼田さんが実際に鎌倉シャツを購入して着用していただいているというのは嬉しいですね。

沼田: 一度着ると良さがわかりますね。リピーターも多いのでは?

𡈽倉: 私も購入したことがありますがお店のスタッフの皆様は相談しやすいですよね

佐野: ありがとうございます。録音して社内の皆に聞かせてあげたいです!相談しながらお買い物を楽しんで帰っていただきたいと思っています。

「汗をかくのはある程度仕方がない、だけど臭わせたくない。というお客さまにオススメしたい。」

佐野: 今回の商品は汗を止めるのではなく蒸発させるという考えでしたね。

沼田: その通りです。汗を止めるのではなく生体の自然の営みをそのまま活かすということを考えて開発しました。

𡈽倉: 汗をかくことは機能ですからね、そこを上手く活かしつつ不快感は取り除きたいと考えました。

佐野: 自然な形で汗の不快感を無くすというのは理想ですね。 我々の天然繊維へのこだわりというのも同じで、コットン、シルク、ウールなど天然繊維自体がもっている身体に優しい機能を大切に考えています。我々としては非常に通ずるものがありますね。

沼田: こだわりの服。こだわりのデオドラントということになりますね。

𡈽倉: 「汗を止めたい」という方よりは、「汗をかくのはある程度仕方がない、だけど臭わせたくない」という方にオススメしたいと考えています。

沼田: 汗を多めにかくので制汗剤を何度も塗り直していた人に向けてというのも考えました。パッケージにもありますが「たくさん汗かいても1日ずっとニオわせない」という商品です。こういう商品が一つあってもよいのではないか?と思ったわけです。

佐野: デオドラントZは“制汗剤”とは呼ばないのですか?

𡈽倉: こちらは汗が出るのを止めないため“薬用デオドラント”と言います。

沼田: プレゼンの場や、人前に立つなど、間違いなく汗を止めたい方もいらっしゃると思います。そういった場合は“制汗剤”を使用することも必要と考えています。

佐野: デオドラントZも汗を抑えることは可能なのでしょうか?

𡈽倉: 汗は止めませんが、汗を蒸発させるという点でさらさらで快適な素肌が続きます。さらに菌の繁殖を防ぎ、臭いを抑えています。

佐野: シャツに関して言えば、ナイロンやポリエステルというのも綿などの天然繊維に比べると臭いがしやすい傾向にありますね。吸水速乾などを謳った商品でも臭いは篭るということもあります。

𡈽倉: 私は研究所時代に様々な素材の靴下を使って臭いについて調べていたのですが、やはり綿が一番臭わない。これはハッキリとわかります。

沼田: 臭いに悩んでいたら綿などの天然繊維を試してみるのも手かもしれないですね。

「夏に着るものは着ていて気持ちが良いということが特に重要。」

佐野: 鎌倉シャツでは、素材や織り方を変えて夏用の製品開発を進めています。見た目に涼しいということも重要ですが着ていて気持ちが良くなければ夏に着るものとしてはふさわしくないと考えています。

𡈽倉: 着心地は大切ですね。我々が今回のような商品を販売するのも心地よく生活していただくためです。

佐野: 「心地よい生活」というお互い共通の目的が見えましたね。

沼田: さらに、この商品はデオドラントでは珍しい弱酸性です。

佐野: CMなどでよく耳にする「素肌とおなじ弱酸性」というやつですね。 ちなみにロールオンタイプは直塗りですが、容器に菌は繁殖しないのですか?

𡈽倉: 実はその部分も菌の繁殖が無いかチェックしております。 肌に直接触れるアイテムはその点もしっかり確認しているんです。

佐野: さすが花王さんですね。なんだか質問ばかりになってしまうのですが、デオドラントZによってシャツが変色する可能性はないですか?

𡈽倉: 現状のチェック範囲ではそういった変色は確認できていないですね。 ただし、そもそも汗は色素のようなものが入っているので、黄色やピンク色になったりもすることがあります。

佐野: 我々鎌倉シャツのお客様は効果を感じることができるでしょうか?

沼田: 様々なアンケートで自分の臭いを感じる瞬間として「帰宅してシャツを脱いだとき」という声が多くありました。 こういった方々に使っていただけるとより効果を感じることができると思います。

佐野: 私達も夏用シャツの開発で通気性や吸水性などを考えていますが、蒸発させるというデオドラントZとの相性は抜群かもしれないですね。

沼田: 素肌の快適さと臭い対策におすすめの組み合わせですね。そういった意味で今回のコラボはぴったりですね。

𡈽倉: 技術としては5年ですね。

佐野: 5年!長いですね…

𡈽倉: 新しい何かを作るときにはそれなりの時間が掛かります。 鎌倉シャツさんは素材にこだわっていると仰っていましたが、我々も同じです。ただし我々の場合は化学メーカーなので技術というのが素材と同じですね。

佐野: 技術が素材ですか。

𡈽倉: ただし、技術を乗せれば良いというものでもなくて、それが伝わるようなモノに仕上げていくということが非常に大切だと思っています。

佐野: しかし普通はそんなに時間をかけられないですよね。会社がゆるさないのでは。 その時間を必要なコストとして考えておられる花王さんは長く続く本物を作るすばらしい会社だと思います。 服の世界は今「早い、安い」ですからね。 どこかで、ある服が売れたらそれを真似して安く作るということが仕事になってしまっています。これは“ものをつくる”のうちに入らないのではないかと…。

デオドラントZを一人でも多くのお客様に試していただきたいです。

𡈽倉: この商品を作るために何百という試作をつくってきました。“肌男”、肌にこだわる男性に試していただきたいです。

沼田: 臭いを防ぐことで、自信を持って生活していただきたいです。

佐野: 男性が仕事場で集中して力を発揮できるようにデオドラントZで応援できれば嬉しいですね。肌がさらさらの状態であれば、鎌倉シャツの肌触りの良さをさらに感じることが出来ると思いますし。

𡈽倉: 天然繊維を大事にしている鎌倉シャツのお客様にさらに快適に過ごしてもらいたいですね!