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生地の種類

一言「綿」と言っても織り方によって色々な名前がついています。ここでは、メーカーズシャツ鎌倉がシャツ生地として使用する「生地の種類」についてご紹介していこうと思います。

ブロード
平織り。ドレスシャツの代表的な生地で、白が基調。番手は40〜200と幅広くあるが、一般的なものは60番手。80番手以上はかなり高級で、おしゃれ着用とされています。
縦糸の密度を横糸の1.5倍〜2倍の平織りにしています。
イギリスではpoplin(ポプリン)と呼ばれています。1920年アメリカに輸入。ポプリンに重い布という意味が含まれていて、これをブロードクロスとしました。
ポプリンよりもブロードの方が細い糸が使用されています。横畝がブロードの方が繊細です。
ブロードクロスはマーセル化し、サンフォライズ加工(*1)を行います。このため肌触りはソフトになり、光沢が出ます。

(*1)サンフォライズ加工とは
綿織物の機械的防縮仕上げ法の一つ。処理する織物がどのくらい縮むかを試験したあと、その縮み分だけを強制的に圧縮して縮め、水洗、洗濯に対する収縮を小さくして弾性も付与する加工です。未加工の綿布は洗濯すると普通縦方向に5〜6%、横方向に2〜4%ほど縮みますが、サンフォライズ仕上げしたものは1%以上は縮まないといわれています。

オックスフォード
横糸(色糸)2本を引きそろえ、これに1本の縦糸(白糸)を打ち込んだ平織一種「斜子織」の生地です。一般的なものは横40番手、縦12番手。目は粗いが柔かなタッチで、通気性に優れています。
ボタンダウンの代表生地で19世終わり、スコットランドの紡績会社が4つの大学の名(オックスフォード・ケンブリッジ・エール・ハーバード)のシャツ生地を売り出したのがその由来です)
縦にさらし糸、横に染糸を使うと先染めシャンブレーとなります。
斜子織という組織上、柔らかく通気性に富み、皺になりにくいのが特徴です。
絹様(キヌヨウ)の光沢仕上げ、シルケット加工(*2)をほどこしています。

(*2)シルケット加工とは
綿糸や綿織物を濃い苛性ソーダ液につけて、引っ張りながら水洗い、乾燥すると、美しい絹状の艶が表れます。

ピンポイントオックスフォード
80番手の単糸2本をよりあわせた双糸で織られた、シルキータッチのオックスフォード。生地の特徴は「オックスフォード」に同じです。

ロイヤルオックスフォード
細番手の糸で織られた光沢のあるオックスフォード。ドビー織機を使って織るので、オックスフォードというよりドビーに近い。縦4本横1本でずれて入っていく斜子織の組織です。

ツィル
織物組織の三原組織のひとつで、綾織(斜文織)をいいます。綿・毛・絹などの綾織物で、斜めの畝があらわれて見える織物の総称。

ドビー
織物を織る時に縦糸を上下に開口させる開口装置の一種。自由に開口を変えることが出来るため、梨地織のような無地組織から比較的簡単で小柄な地模様までを織り出すことが出来ます。これで織られた織物を「ドビー織(ドビー・クロス)」と総称し、小柄の連続した地模様は「ドビー柄」と呼ばれる。またドビー柄の連続によって表現されたストライプをドビー・ストライプといいます。

ジャガード
紋織物。ドビー織よりも大柄な模様を織り出せる開口装置を使った模様織のこと。ドビーの場合と同じく糸使いは素材、番手とも千差万別であるが、あまり厚手の織物はありません。模様の大きさ、制限はほとんどなく、どんな模様でも、たとえばモナリザの絵をそのまま織模様にすることもできます。ジャガードとはこの開口装置を発明したフランス人の名前でこの開口装置自体のこともジャガードといいます。

デニム
縦糸に20番手双糸、横糸に細めの未晒し(みざらし)糸を使って綾織にした綿織物。
標準的なブルー・デニムは裏白デニムといわれ、縦糸に紺糸を用い、横糸に未晒糸を使って織られ、縦糸が表面に多く浮いているので紺に見えます。デニムという名前はフランス語のサージ・ド・ニーム(serge de nimes / ニームで織られるサージの意)の訛ったもの。

シャンブレー
縦糸に色糸、横糸に晒糸を使って平織にし、霜降り効果をあらわした織物。縦、あるいは横に染め糸をと晒糸を1本ずつ交互に配列したもの、縦・横に異色の色糸を使ったものなどもあるが、いずれにしても無地調の先染織物です。

コーディロイ
コール天ともいう。毛羽が縦方向に畝になっている織物。畝の幅は色々あるが、3ミリ前後のものが多いです。畝の太いものを鬼コール、細いものを細コールといいます。いずれも耐久性、保湿性に富み、厚手で重めです。

リネン
光沢のある平織の織物で表面に少し光沢があり、シャリっとした手触りが特徴。
亜麻=リネン
苧麻=ラミー
亜麻はアマ科に属する1年生の草木の茎で高さは1メートルくらいです。各地で栽培されますが、最適地は北緯48度から55度の寒い地域。苧麻はイラクサ科の多年生潅木です。繊維原料としてわが国でも古くから栽培され、大麻とともに用いられ上布に織られていました。

カルゼ(=フランス綾)
太い斜文線と細い斜文線各々2本ずつを組み合わせて明瞭な急斜文線をあらわした綾織の生地。ドビー織機で織られています。


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