1950年代、洋モクの「ビッグファイブ」と呼ばれていたのは次の5銘柄。
「ラッキー・ストライク」、「キャメル」、「チェスタァフィールド」、「オールド・ゴールド」、「フィリップ・モーリス」。

学生間で人気が高かったのは「ラッキー・ストライク」と「キャメル」だった。
味はともかくパッケージデザインがカッコよかった。
ラッキー・ストライクは赤丸の「当たりくじ」。シンプルなデザインがアメリカしていた。

キャメルはラクダ。強烈なキャラクターで、アラビアンナイトを思わせる
エキゾチックなデザインが、敗戦国民に夢を与えてくれた。

この2つの印象が強すぎて、チェスタァフィールドのデザインを思い出せない。
白地にクラシックな書体が並んでいたような気がする。オールド・ゴールドは金貨が積んであったのでは・・・。
フィリップ・モーリスとなると名前を覚えているだけで、図柄の記憶はまったくない。(つづく)

luckycamelgold