石津謙介がJOC(日本オリンピック委員会)の手伝いをしているとは聞いてはいたが、具体的にどんな内容だったかは不明、その話しをしたことはない。東京五輪開会式のテレビ中継を見て「赤ブレザーになったんだ」と思う程度で、すっかり忘れていた。

2007年、スポーツ博物館で赤ブレザーの現物を初めて手にした。ひと目でオーダーメードと分かった。
生地、仕立てなど、既製服ではまねの出来ないつくり。フと疑問がわいた。全選手、役員のブレザーをどこのだれが仕立てたのだろうか、何十人もの職人の「手」が必要。そんな面倒な仕事がJOCに出来る訳がない。

東京新聞の記事を読んで納得した。望月靖之のグループ「ジャパン・スポーツウェア・クラブ」が引き受けたのだ。
それにしてもだ。採寸、仮縫いなど大変な手間仕事をよくこなしたものだ、「お国のため」に頑張ったに違いない。
そのご苦労に報いるためにも、今回の記事は有意義であった。

(おわり)

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~くろすブログスタッフより~
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