現代の「衣替え」は、あってないのと同じ。あの「クールビズ」もスタート当初(2005年)は、6月1日から9月30日までだったが、いつの間にか5月1日から上着を着用しなくともOK、1カ月前倒し。

わたしはクールビズ反対派。というのは初めこそ遠慮がちにノーネクタイで出社したが、元気な会社や役所がアロハシャツでもいいことにした。アロハがOKならポロシャツでも…。長いパンツより短い方が涼しいので、これもあり。仕事をしているのか海へ遊びに行くのか分からない、スーパー・クールビズはかくして成立。

歯止めが利かなくなったクールビズ。カジュアルな服装からは自由な発想が期待できる、などと持ち上げる人もいるようだが、保守で頑固じじいのわたしから見ると、単にだらしないカッコとしか映らない。

戦前のような麻の三つ揃いを着ろとは言わないが、クールビズに節度ある着こなしを求めたい。

(おわり)