今年の10月はひどいものだった。台風21号、長雨、かと思えば46年ぶりの寒さに震え上がった。3日後には60年ぶり12、3度と続いた。暑い日もあった、東京の日中最高気温29.0度。こう激しくゆさぶられると体がついてゆけない。どうするか、ダウンベストを着込んだり、Tシャツ1枚になったりと、衣服で調整するしかない。

本来、10月といえば「おしゃれな秋」を実体験できる絶好の季節のはず。昨年のこの時季何を来ていたか調べてみた。

わたしは日記の最後に何を着ていたかメモしておく。10月××日、B.P/B.D/CHといった具合い。服は記号化してありB.Pはブラック・ポロシャツ、B.Dはボタンダウン、CHはチノを表す。

10月の主役は、夏の名残りの半袖ポロシャツで、その上にシャツをジャケット代わりに羽織る。シャツはオックスフォードをはじめ、薄手コットンフランネルなどを気温によって選ぶ。

(つづく)