Maker's shirt 鎌倉

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くろすとしゆきオフィシャルブログ

345:今年の秋はモグラ気分


今年の夏、薄地デニムでジャケットを仕立てたところ、おかげで完売。

ワーキング・ウェア素材をパンツではなくジャケットにしたのがよかったらしい。気をよくして英国を代表する作業衣素材のモールスキンをジャケットに……柳の下のドジョウを狙った訳ではないのだが、モールスキンに触っているうちにパンツではなく、ジャケットにしたくなった。

作業衣料用に織られたモールスキンは厚くて重い木綿。薄い生地を探しまくり、やっとアイビー・ジャケットに打ってつけの薄地を見つけることができた。

モールスキンはモグラ色が本命、といってもモグラを見た人は少ないはずだ。ちょっとくすんだグレー。3つボタンのジャケットにすると、モグラの味?が発揮され、思った以上の出来。コーディネートはコーデュロイ同様、生地の「質感」をいかしたパンツ選びが大切。今年の秋はモグラ気分。

(おわり)

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344:ワーキング・ウェアの条件とは


デニムという名の厚地綿織物が米国を代表する「ジーンズ」として定着したのは前回に触れた。

これより以前、英国でワーキング・ウェア素材として確立した生地があった。

ワーキング・ウェアの条件に「丈夫」「安価」そして「機能」などがある。これら厳しいチェックポイントを満たした素材が生き残る。米国は「デニム」、英国では「モールスキン」がそれ。

「MOLESKIN」とは、動物の「モグラの皮」。モグラの皮に似たスベスベした綿織物。丈夫で安いスグレモノだが、日本ではなじみのない素材。一番近いのは「コットン・スエード」だろう。

英国ではワーキング・ウェアといえばモールスキンといわれるほど定着している。19世紀、イングランド北部の陶磁器製品の陶工が好んで身に付けたといわれている。特にパンツが一番人気だったという。丈夫で温かいからだ。

(つづく)

343:きっかけは国際大会


白スパイクの暑さ軽減データは、某スパイクメーカーによる。それによると、スパイクの内外の温度上昇を防ぎ、日差しの強い日でも快適。32度の炎天下でもスパイクの内部と表面の温度差が、黒と比べ最大約10度低かったというのだ。

黒靴と比べ白靴だと10度も温度が低くなるとは知らなかった。選手たちからも「黒スパイクは日差しが当たると熱がこもるが、白だと気にならない」、「黒だったら汗をかいたら群れてしんどかったけれど、白は全然大丈夫」などの声が。

ならば、もっと早く解禁すればよかったと思うのだが。ルール改正のきっかけは、国際大会だった。数年前から他国チームは白色スパイクを使用していることに気付く。昨年の「U18(18才以下)ワールドカップ」に出場した日本代表が試験的に白を使用、結果を残した。

来年、夏の甲子園から黒スパイクは消えることだろう。

(おわり)

342:甲子園で目に付いた白スパイク


夏の甲子園での高校野球交流試合も無事閉幕。今夏は新型コロナウィルス、酷暑と最悪の条件下での試合となったが、トラブルもなく幕を下ろせたことはなによりだった。終わってみると、優勝のない交歓試合も悪くない。これまでの暑苦しい「汗と涙」ムードなく、爽やかな高校生らしいゲームだった。

爽やか続きで言うと、選手の足元にも見られた。白いスパイク・シューズだ。といって、わたしはテレビを見ないので、新聞の写真での感想。かなりのパーセントで白スパイクが目に付いた。

調べてみたら、これまで高校野球のスパイクは黒に限定されていた。なぜ黒だったか理由はなく、お手本にした米国選手が履いていたから…といった単純なことらしい。

コンサバティブな日本高校野球連盟(高野連)がなぜか黒以外のスパイクを認めたのか。足の温度が上がりにくいデータを基に、熱中症対策として白スパイク使用を解禁したと聞く。

(つづく)


© MIZUNO Corporation

341:結論、シンプル・イズ・ベスト


ノコギリは機能しなかったが、ナイフは有効だろう。ヤマメは釣ったらすぐに腹を開き内臓を出す、後でおいしく食べるためだ。

ヤマメの腹にナイフと突き立てる。あごの下まで裂いてワタを取り出し、水で洗う。ナイフはよく切れ気分良いのだが、その都度ナイフを引き起こし、終わったらしまわなければならない。しかも水辺の作業なのでナイフはぬれる、折り畳み部に砂が入る。メンテナンスが面倒。

地元の連中はシンプルな「腹裂き」と呼ぶナイフ ―― というより小型の包丁を使い、あざやかにさばいている。

ナイフは折り畳み式(ホールディング)と、包丁型(シース)に分かれ、目的に合わせて使い分けることを学んだ。帰京すぐ、多機能ホールディングはやめ、単機能シース・ナイフを手に入れた。数あるシース・ナイフの中に「トラウト&バード」という専用があるのを知る。使いやすく機能的な小型ナイフだ。結論、多機能より単機能。シンプル・イズ・ベスト。

(おわり)

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