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くろすとしゆきオフィシャルブログ

349:60年ぶりの再上映


昔、見た映画でいま一番見たいのはそれほどない、数えて2~3本くらい。さほど映画に執着心がないからだろう。

数少ない見たい映画タイトルを新聞広告で見た時はドキッとした。なんとしても見なければと思った。「JAZZ ON A SUMMER’S DAY(真夏の夜のジャズ)」である。

この映画は、アメリカ東海岸ニューボードで行われたジャズコンサートの記録。くわしく言うと1958年7月3日から6日まで開催された「ニューボード・ジャズ・フェスティバル」を中心に撮影され、それを1日の出来事として83分の作品にまとめた音楽ドキュメンタリー。

日本公開は60年、60年ぶりの再上映だ。当時、私は銀座のテーラーで修行の美、アイビーを本格的に学ぼうとしていた。上映劇場は多分日比谷だったと記憶しているが、83分間しびれっぱなしだった。

(つづく)


@KADOKAWA

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348:3人合わせて261才


鼎談当日となった。場所は「メンクラ」。いまは青山にある。わたしが通ったころは芝田村町(現港区西新橋)婦人画報社2階の片隅にあった。この一角だけはたばこの煙でかすんで見えた。だが、煙同様に熱量も半端じゃなかった。いまの「メンクラ」はモダンできれい、熱量は感じられない。この恵まれた環境から熱い雑誌は無理だろう。

西田初代編集長がお元気なのに安心するとともに驚かされる。「おいくつに……」と恐る恐る質問する。「91だよ」。ヒエーッ。石津の祥ちゃんは同い年だから85。3人合わせると261才というとんでもない鼎談が始まろうとしていた。

この3人、放っておいたら話はどんどん横道へ外れ、いつ終わるかわからなくなるのを編集部は知らない……。

「史上最高齢の鼎談が実現!」と、「メンズ・クラブ」11月号は大きく取り上げてくれたが、はたしてどうか。読んでからのお楽しみ。

(おわり)


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347:66周年記念の後期高齢者鼎談


「66周年記念」というのが妙におかしい。
60周年、65周年ならよく聞くが、66という中途半端がわたしに合っているか……。

記念の鼎談(ていだん=3人が話をすること)を企画しているという。あとの2人はいったい誰?と聞いた。

 「えーッ」びっくりした。「メンクラ」初代編集長・西田豊穂さんという。何年もお目にかかっていないが、ご高齢だし、健康面で心配ないだろうか。電話口の編集長は「確認します」。

 「あとの1人は?」「石津祥介さんです」。石津祥介さんはあの石津健介のご長男。青山に事務所を構え、ファッション・プロデューザーとして活躍中。彼とはここ2年ほど和えてはいないが、電話では先週話をしたばかりだ。3人の後期高齢者を集めてなにをやらせようとしているのか……。

 「メンズ・ファッションのこれまでと、これからについて、を考えております」とのこと。

(つづく)


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346:40年ぶりのメンクラ


何年ぶり……。正確にいえば40年ぶりに雑誌「MEN’S CLUB」の仕事をした。

わたしが「MC」最後の原稿を手渡したのは1980年、「街のアイビーリーガース」だった。「手渡す」という言い回しに注目。文字通り原稿用紙に手書きしたものを、「お使い」と呼ばれていた新入編集部員が自宅まで受け取りに来ていたのだ。時代を感じる。

現在はパソコンで原稿を打ち、送る――らしい。というのも、わたしはパソコンが使えないので分からない。この「さかさメガネ」の原稿はアナログ、紙の原稿用紙に鉛筆(3Bでなければならない)で書き、FAXで送っている。FAXはわたしが持つ唯一の文明の利器(いまの若い人はFAXを知らないと聞いた)なのである。

という訳で、長らくご無沙汰していたあの「メンクラ」からお座敷がかかってきたのでちょっと驚いた。訳を聞いたらこんな理由。創刊66周年の記念企画だというのだ。

(つづく)


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345:今年の秋はモグラ気分


今年の夏、薄地デニムでジャケットを仕立てたところ、おかげで完売。

ワーキング・ウェア素材をパンツではなくジャケットにしたのがよかったらしい。気をよくして英国を代表する作業衣素材のモールスキンをジャケットに……柳の下のドジョウを狙った訳ではないのだが、モールスキンに触っているうちにパンツではなく、ジャケットにしたくなった。

作業衣料用に織られたモールスキンは厚くて重い木綿。薄い生地を探しまくり、やっとアイビー・ジャケットに打ってつけの薄地を見つけることができた。

モールスキンはモグラ色が本命、といってもモグラを見た人は少ないはずだ。ちょっとくすんだグレー。3つボタンのジャケットにすると、モグラの味?が発揮され、思った以上の出来。コーディネートはコーデュロイ同様、生地の「質感」をいかしたパンツ選びが大切。今年の秋はモグラ気分。

(おわり)

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