週刊ニューヨーク生活」というNY在住日本人向け週刊紙に興味深い記事が載っていた。「リーバイス・サスティナブルなサーキュラーエコノミー(循環経済)! 古着再販サイト新設立」だ。

サーキュラーエコノミーとは、顧客から古着ジーンズを買い取る。顧客(売り手)は商品券約20ドル分程度(ビンテージの場合は35ドル分程度)をもらえる。買い取り方法は郵送で受け付ける。同社では古着商品を、リサイクルし自社Eコマースサイトで50~100ドルで販売する。リサイクルできない古着でも売り手は5ドルの商品券の特典がある。また、再生不可能なものは断熱材等の素材として再利用する。サーキュラーエコノミーへの取り組みは、SDGsに基づく環境問題への配慮も含まれている。古着の再生販売により二酸化炭素排出量を約80%削減、廃棄も700G削減できるという。

わかりやすく、実行可能なSDGs例として紹介した。

(おわり)


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