「自分が思っているほど注目されていない」。とは、周囲の目が気になって気になってしようがない男性諸氏へのわたしからのアドバイス。日傘に限らず、ジャケットの丈が短い長い、パンツが細い太いなど、本人が死ぬほど気になっても、隣りの人はまったく気にもとめないものだ。

ところで、この人たちは恥ずかしいのだろうか。お隣り韓国でも今夏は「暴炎(ポギョム)」と呼ばれる猛暑が続く。ソウルで、炎天下でデモや在外公館の警備をしている警察官に、熱中症予防のための日傘が配布されたというニュース。
 
ソウルは8月1日、観測史上の最高気温を110年ぶりに更新する39.6度を記録。制服姿の「日傘男子」に、市民の受け止めも好意的だったという。

わたしは韓国警察を見直した。日傘を配るなんて、優しくてセンスある行為。日本では絶対に「日傘ポリス」などありえない。

(おわり)