「アイビー・アーカイブス」のジャケットはこのところストライプが続く。理由は単純、好きだから。

アイビーを知ったのは64年前、1954年のこと。夢中になってアイビー情報を集めにかかった。パソコンもスマートフォンもない時代、アメリカのファッション雑誌くらいしか手段はない。当時、1ドル360円、アメリカ本はとてつもなく高かった。

なんとなくアイビーの全体像をつかみかけてきたころ、ジャケットはなぜかストライプが多いことに気付く。アイビーはストライプと思い込んでしまった。

ストライプの生地を見つけては、ジャケットに仕立ててもらっていた。既製品(VANを含む)でアイビーをつくっているメーカーはゼロ。しかたなく、オーダーでつくっていた。

いろいろ試したが、ストライプ・デニムのジャケットはいい出来で、愛用した。50年代終わりのころだ。

(つづく)