「日傘男子 今年こそ晴れて定着?」 ?マーク付き新聞見出しに目が留った。

「日差しを遮る有効な手段の一つとして、改めて日傘に注目が集まっている。これまで男性にはなかなか広がらなかったが、今年こそ『男の日傘』は定着するのか」(朝日新聞)

いわれるまでもない。今夏は猛暑続き「命にかかわる危険な暑さ」とまでいわれたら、暑さ対策を考えずにはいられない。環境省が推奨する暑さ対策に「日傘や帽子を使う」「襟元をゆるめて風を通す」などがあるが、お上が日傘を薦めるくらいだ、今年の夏は命にかかわる。

日傘を差すと、頭から胸にかけて日陰ができ、頭上からの熱が引いていく。上着を脱いで日傘を差すと発汗量が20%抑えられるという環境省の調査結果もある。にもかかわらず日傘を差す男性が少ないのはなぜ?

「気恥ずかしい」「男らしくない」など、間違った思い込みが世の男性諸氏に根強く存在する。

(つづく)